一斉警戒で巡視する樋口警視総監(22日/東京・原宿表参道)《撮影 中島みなみ》

22日18時過ぎに、警視庁の樋口建史警視総監が神宮前交番(渋谷区神宮前4-25)現れた。樋口氏は表参道交番(港区北青山3-5)までの原宿表参道を往復。民間ボランティアと会い、街頭に設置された防犯カメラなどの視察も行った。

警視庁のトップである警視総監が、こうした繁華街を巡視するのは、年末年始に多発する犯罪を防ぐ特別警戒のためだ。昨年は新宿歌舞伎町だった。

しかし、今年はイルミネーションがまばゆい東京・原宿表参道の人混み。制服姿の警察官が先導してかき分けていく。そこに連なる報道陣。ただならぬ雰囲気に、待ち構えるテレビカメラの前に登場するのは「レディ・ガガではないか」と、追っかけも出たほどだ。

この巡視に先立ち、樋口氏は原宿署に立ち寄り「コンビニエンスストアを狙った強盗やひったくり、振り込め詐欺などの特殊犯罪や重大交通事故を懸念する」と、職員に訓辞。「更なる治安対策を強化し、積極果敢な街頭警察活動を展開して犯罪の防圧と検挙に向けた取り組みを協力に推進する」という都民に向けたコメントを発表した。

特別警戒は、12月20日から1月3日まで、延べ約18万6000人を動員して実施される。一斉警戒日である22日は、高橋清孝副総監も港区内を巡視した。

一斉警戒で巡視する樋口警視総監(22日/東京・原宿表参道)《撮影 中島みなみ》 一斉警戒で巡視する樋口警視総監(22日/東京・原宿表参道)《撮影 中島みなみ》