日本鉄鋼連盟は、2012年度の鉄鋼需要見通しをまとめた。それによると粗鋼生産量は1億トン台を維持するものの、2011年度を下回る見通し。

2011年度は東日本大震災やタイの洪水被害などがあったものの、前年度と比べて5%減となる1億0500万〜1億0600万tとなる見通し。

2012年度は、製造業向けの海外向けの不透明感や、円高の定着による輸出の停滞などから粗鋼生産は1億トン台を維持するものの、前年水準を下回る見通し。

同連盟の林田英治会長は会長会見で「円高の定着で日本の鉄鋼メーカーは競争力を失いつつある。経済が回復しても11年度を下回るのではと見ている」と述べた。