東京都内や埼玉県内で原付バイクを使ったひったくりを繰り返したとして、警視庁は15日までに東京都板橋区内に在住する33歳の男を窃盗容疑で逮捕した。国道254号沿いで約20件の事件が発生しているが、男はこのうちの約10件について関与を認めている。

警視庁・捜査3課によると、逮捕された男は2011年12月2日の午後2時50分ごろ、埼玉県富士見市西みずほ台3丁目付近を原付バイクで走行中、前走していた47歳女性の乗る自転車に接近。前かご置いていた現金約1万2000円の入ったバッグを奪い、逃走した疑いがもたれている。

東京都内から埼玉県内に掛けての国道254号沿いで類似の犯行が続けて発生。容疑者について「大柄な(巨体の)男だった」という目撃例や、パチンコの景品交換所を出た直後に被害に遭ったという例がいくつかあったことから、防犯ビデオなどの分析を実施。この結果、板橋区内に在住する男の存在が浮上。15日までに窃盗容疑で逮捕した。

男は身長175cmで、体重は約140kgと、目撃情報の男と外見上の特徴も合致していた。また、犯行に使ったバイクに紙で自作した偽のナンバーを装着。「盗んだバッグに100万ぐらい入っていればいい」という願掛けから「百万区 ひ5634」などと記載していた。

調べに対しては「遊ぶカネが欲しくて10件ぐらいやった」など、容疑への関与を大筋で認めているという。