日本鉄鋼連盟が19日発表した11月の粗鋼生産量は、前年同月比3.2%減の869万5000tで3カ月連続マイナスとなった。タイの洪水の影響で、自動車生産や電気部品の生産がストップし、輸出が落ち込んだためと見られる。

炉別生産では転炉鋼が同5.8%減の649万3000tと3か月連続で減少した。電炉鋼が同5.2%増の220万2000tとなり、5か月連続で増加となった。

鋼種別生産では、普通鋼が同4.2%減の659万5000tと4か月連続のマイナス。特殊鋼が同0.3%減の210万1000tと2か月振ぶりの減少となった。

銑鉄生産は同7.9%減の654万3000tと3か月連続の減少となった。

熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼の合計)生産は同2.0%減の776万5000tと9か月連続の減少となった。

一方、1〜11月の粗鋼生産量の累計は前年同期比1.2%減の9919万6000tと前年を割り込んでいる。