トレンド総研調査

ミニバンにも「ハイブリッド時代」が到来、エコカー減税延長でその傾向はますます加速---。今、どんな自動車が人気を集めているのだろうか。半年以内に自動車購入を検討している男女に調査を実施した。

生活者の意識・実態に関する調査をおこなうトレンド総研は、今の自動車のトレンドを調べることを目的として、半年以内に自動車の購入を検討している男女500名に対して、「自動車に関する意識調査」を行なった。

●エコカー減税延長の影響

まず、「『ガソリン車』と『ハイブリッド車』のどちらを購入したいとお考えですか?」と聞いたところ「ハイブリッド車」と答えた人が60%。理由として「環境や燃費を考えて。(44歳・男性)」、「エコや環境に配慮した車の方が安心して乗れるから。(51歳・女性)」などの意見が多くあがった。

政府は5日、現行の「エコカー減税」の内容を見直した上で、来年度以降も延長する案を明らかにした。調査は、エコカー減税の延長が発表される前に実施されているが、「エコカー減税が来年度以降も継続するとなれば『ハイブリッド車』の購入意向は高まりますか?」という質問をしたところ、78%が「高まる」と回答した。

●“家族でゆったり系”のミニバンが人気

次に、「ハイブリッド車」の購入を検討している人に、「ハイブリッド車の中で、今注目しているボディタイプは何ですか?」と聞くと、最も多かったのは「ミニバン」で62%だった。理由として「家族でゆったり乗れるから。(45歳・男性)」、「大きめな車の方が、旅行に行く時に荷物が入るので良い。(44歳・女性)」、「ゆったりした空間が魅力的だから。(52歳・女性)」などが多くあがった。

●ハイブリッドミニバンは下取り価格が高い

一方、「ハイブリッドミニバン」には、燃費や環境、エコカー減税といったメリット以外に、「下取り価格が高い」というメリットもある。トレンド総研が9月に自動車ディーラー100名に対して実施した調査によると、ディーラーの79%が「下取り価格を考えた場合、今後人気が高まるのは『ハイブリッド車』である」と答えた。また、「今後、『ハイブリッド車』の中で、下取りにおいて人気が上昇すると思うボディタイプは何ですか?」という質問に対しても「ミニバン」が59%で第1位となっている。

今回の調査では、「ハイブリッド・ミニバン」人気の背景には、「環境に優しい」「燃費が良い」といったことに加え、「エコカー減税の延長」も関係していることがわかった。こういった消費者ニーズを背景に、各自動車メーカーからは、トヨタから『アルファード・ハイブリッド』『ヴェルファイア・ハイブリッド』『エスティマ・ハイブリッド』が、ホンダからは『フリード・ハイブリッド』『フリードスパイク・ハイブリッド』がそれぞれ発売されている。


調査概要
●調査期間:2011年12月2〜5日
●調査対象
22〜60歳の男女500名
性別内訳・男性:291名
性別内訳・女性:209名
半年以内に自動車(新車)の購入予定がある人
現在、自動車を保有している人
子供(乳幼児〜高校生)がいる人
●調査方法:インターネット調査

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