日本損害保険協会がまとめた加盟会社25社の2011年9月中間期決算は、台風などの自然災害への保険金支払いの増加や、その支払いに備えるための支払備金の負担発生などにより、本業での損益を示す「保険引受損益」が721億円と、前年同期比91%の減益となった。

一般企業の売上高にあたる「正味収入保険料」は主力の自動車を始め、火災、傷害などすべての保険種目で増えたことで、同1.1%増の3兆5727億円だった。一方、「正味支払保険金」は東日本大震災に伴う地震保険などの支払いが4倍に増えたことなどにより同33%増の2兆8361億円。これにより損害率は85.4%と19.4ポイント上昇した。

また資産運用粗利益は、利息および配当金収入が7.7%の減収となったうえ、株式市場の低迷で有価証券評価損が637億円発生したことなどで、同32%減の1585億円だった。こうしたことなどにより中間純利益は41%減の1018億円と2年連続の減益となった。