東風日産・花都第2工場《撮影 小松哲也》

日産自動車の中国乗用車部門である東風日産は12日、広東省広州市に建設中の花都新工場を日本の報道陣に初公開した。

年産24万台の新鋭工場で、今月末に竣工式を行い、2012年1月に稼動させる。これにより、花都工場は既存の能力と合わせて年70万台となり、日産グループでは最大の生産拠点となる。

新工場は、既存工場の近隣地に50億元(約700億円)を投じて建設中。公開した工場の車体溶接ラインは、280台のロボットを導入し、自動化率は既存工場の27%から倍の54%に引き上げている。

花都工場では、『ティーダ』や『ブルーバードシルフィ』などの小型車・中級車を生産しており、新工場は4車種の生産が可能なフレキシブルラインとする。

東風日産は、日産の中国事業拡大策に沿って、15年までに販売を今年の見込みである80万台規模から130万台に引き上げる中期計画を推進している。花都工場は計画達成への中核拠点となる。湖北省などにある他の2工場でも能力増計画を進めている。

東風日産・花都第2工場《撮影 小松哲也》