ラディカルSR3(東京モーターショー11)《撮影 高根英幸》

新技術や新型車ばかりに注目しがちな東京モーターショー。でも、モーターショーでなければなかなかお目にかかれないクルマもある。その一つが、このラディカル『SR3SL』。

英国ラディカルスポーツカーズ社は、サーキットでクラブマンレースを楽しむ大人のために、本格的なレーシングカーを製造販売しているメーカー。自宅のガレージから自走してサーキットに行き、レースにも出場できるのがこのSR3SLなのだ。

「これまでリッターバイクのエンジンを搭載した『SR4』やV8を搭載した『SR8』を日本でも十数台販売してきましたが、このSR3SLは速さと価格の面でバランスが取れたお買い得なモデルですよ」と語るのは日本代理店STOの坂倉氏。ポンド安と最近の円高で、かなり価格を下げることができるようになったのも理由だとか。

パワーユニットはフォードの2リットルターボで300馬力、車重は795kgだから充分過ぎるパワーだ。パドルシフトを駆使して走らせれば、相当強烈な加速とコーナリングスピードを誇ることは間違いない。

何しろ件のSR8は、ニュルブルクリンク北コースで6分48秒(!)という記録をもつ、市販ロードカーでは最速のマシンなのである。それよりマイルドとはいえ、本物のレーシングマシンをナンバー付きで乗り回せるのだ。

お値段は1190万円〜。しかし、その存在感は、ポルシェはもちろんフェラーリよりもレア。街で乗り回せば、注目度は最高。サーキットでも速さと刺激はスーパーカーなんてメじゃない。それを考えれば、割安な気さえしてくる。

ラディカルSR3(東京モーターショー11)《撮影 高根英幸》 ラディカルSR3(東京モーターショー11)《撮影 高根英幸》