H500WDは、幅200mmのワイド2DINのサイズに対応する

フラットパネルでスタイリッシュな取り付けができ、スマートフォンのようなフリック&ドラッグ操作にも対応した新感覚のHDDナビ、それがパナソニック「ストラーダ Hシリーズ」だ。ラインナップは、ワイド2DINモデルの『H500WD』、2DINモデル『H500D』の2タイプで、取り付ける車種に合わせて選択できる。

注目はワイド2DINモデルだ。横幅はトヨタ車やダイハツ車などで採用されている幅200mmの幅広サイズで、パナソニックとしては初めての対応となる。2DINモデルに比べて20mmの余裕が生まれ、その分だけ使い勝手を高められるメリットがある。その上でタッチパネル部とフレーム部の段差をなくし、凹凸感のないフラットさを生み出している。これによってコンソールとの一体感が生まれ、その仕上がり感はまるで純正ナビのよう。さらにイルミネーションも8色から選ぶことができ、クルマのイルミカラーや雰囲気に合わせたコーディネイトが楽しめるのも見逃せない。

注目したいのはフリック&ドラッグ操作に対応する新たなインターフェイス「モーションコントロール」の採用である。今やカーナビがタッチパネルに対応するのは当たり前。パナソニックは実質的に上位機となるHシリーズに対し、操作性でも斬新さを生み出すこの機能を採り入れたのだ。メニューボタンを押すと、まずパナソニック「ストラーダ」ではお馴染みのツートップメニューが現れる。右側にナビ系、左側にAV系が配置されており、これだけでは従来と変わらないようにも見える。

今までと違うのはここから先。指先を上下左右になぞることでメニュー画面が切り替わり、従来機種で採用していた左右への展開に加えて、上下方向の動きでリンク画面や、情報/設定画面の設定機能も呼び出せる。連続的なドラッグ操作でスムーズな使い勝手を実現しているのだ。

また、使用時に手を近づけると画面下に「ダイレクトランチャー」メニューを表示する「アプローチセンサー」も搭載し、操作系の新境地を築き上げている。いわゆるショートカット機能としての役割を持つもので、通常時は地図をより広く表示することができるメリットもある。ランチャーには全7項目が含まれ、真ん中の「Strada TUNE」以外は好みに応じたカスタマイズも可能。センサー部はワイド2DINモデルの場合、操作スイッチの最下段にあり、操作しようと手を伸ばしただけでランチャーが表示される仕組みだ。

ところで「Strada TUNE」は、従来機種にも搭載されていたもので、ナビ機能を好みや気分に合わせてカスタマイズできるパナソニック「ストラーダ」ではお馴染みの機能。たとえばルート探索では自分がイメージしていたルートと異なっていることもあるが、この機能を使うことでイメージに近いルートが案内されるようになるのだ。さらに今回はAV機能も一目で確認・調整できる「オーディオ TUNE」が新たに追加されている。

これら豊富なカスタマイズ項目を組み合わせることで好みに合わせた快適なナビ機能が楽しめ、使えば使うほどにその魅力を感じ取れる機能と言っていい。また、「現在地メニュー」ボタンを押すと周辺検索やポイント登録などのよく使う機能がここに用意されており、これを使いこなすことで本機の魅力は更に高まるのだ。

200mmのワイドパネルは、トヨタ、ダイハツ、日産などのメーカーで対応車種がある Hシリーズの特徴であるフルスクリーンマップ。筐体右下にアプローチセンサー(近接センサー)を設け、手をかざすとメニューが自動で画面下に表示される ランチャーメニューのカスタマイズ設定 ドライブ診断は、急加減速・アイドリング・高速度走行の3項目から5段階で評価。総合ランクがA〜Eの5段階で表示される ナビとテレビの2IN1表示方法も6通りから選べる 目的地設定画面。スカイツリーなど最新の検索DBがそろう。ユーザーを登録すれば最大3年間の地図更新サービスを受けることが出来る 有料道路優先・道幅優先・抜け道優先を3段階で選択できるほか、経由地や通過道路の設定、乗降ICの指定がルートチューンで可能 5ルートのリスト比較 Hシリーズではeco探索が新設された。燃料消費量だけではなく、コストも重視したルートが設定される。 ルートを引くと、「ルートチューン」メニューにより有料道路や細街路案内の優先度を自在にえらぶことが可能。 オーディオメニュー。BluetoothオーディオやSDオーディオにも対応する