内閣府が9日発表した2011年7〜9月のGDP(国内総生産)改定値は年率換算で5.6%増と、速報値に比べ0.4ポイントの下方修正となった。設備投資が減速したことや自動車の購入の伸びが鈍化した。

海外景気の減速や円高により輸出の回復が鈍っていることが下方修正の主な要因。特に設備投資は速報段階で前期比1.1%増だったのに対し、改定値では0.4%減に落ち込んだ。個人消費も自動車の伸びの鈍化により速報段階の1.0%増から0.7%増に増加幅が縮小した。

内閣府と財務省が同日発表した2011年10〜12月の法人企業景気予測調査では、大企業の景況判断を示す指数は、タイの洪水や欧州経済の不振を背景に2四半期ぶりにマイナスに転じた。