神戸製鋼は8日、約360億円を投資し、溶銑処理能力と厚板熱処理能力を大幅に増強すると発表した。自動車用高張力鋼板(ハイテン)などの製品の拡販に向けた製鉄所の製造体制を強化する。

同社は、加古川・神戸両製鉄所の溶銑処理能力と加古川製鉄所の厚板熱処理能力を増強、鉄鋼事業部門における自動車用高張力鋼板(ハイテン)、スチールコード、軸受鋼など“オンリーワン製品”の売上高比率を、2015年度を目処に50%に引き上げる。

また、今回の一連の投資により、石灰等の副原料使用量を大幅に削減するなど、両製鉄所合計で年間約100億円のコストダウン効果を見込んでいる。