東京モーターショー11に展示されたデンソー アルペジオのデモ機。e燃費もナビ上で利用することが可能だ。

デンソーは8日、カーナビのディスプレイ上でスマートフォンを操作できる車載連携情報サービス『アルペジオ』を正式に発表した。

スマートフォンにインストールした「アルペジオアプリ」を車に乗り込む際に起動させておくことで、スマートフォンとアルペジオ対応のカーナビが自動的に無線で通信。カーナビディスプレイ上に、アルペジオで利用可能なスマートフォンのアプリケーションが表示される。

アルペジオは、車内において使用頻度が高いと考えられるアプリケーションを選定するとともに、カーナビディスプレイ上の表示を車内での利用を想定した操作画面に変換して表示する。さらに、運転の妨げにならない様にアプリケーションの操作を制限するといった工夫を加えることで、より高い安全性を確保している。

また、取得する情報はコンテンツプロバイダーが更新し、ユーザーはスマートフォンを通じて入手するため、カーナビ自体は更新することなく、常に最新情報を入手することができるのも大きな特徴だ。

アルペジオは、来年日本でサービスを立上げ、以降世界展開をはかる予定。日本での先行投入では、施設検索や目的地設定、スマートフォンに保存した楽曲やインターネットラジオの音楽再生、SNSサイトへの自車位置情報の登録などのアプリケーションの利用を想定している。

さらに、株式会社イードが提供するマイカー燃費管理サービス『e燃費』もカーナビ上で利用することが可能だ。e燃費では実燃費登録のため、給油時に車両のオドメーター数値、給油量、価格などを携帯電話やスマートフォンで入力する必要がある。今回アルペジオで車載ナビと連携できることで、オドメーターの入力が不必要となり、操作の手間がはぶくことができる。このほか、ガソリンスタンド検索やガソリン価格のリアルタイム情報提供など、全ての機能をカーナビ上で利用することが可能となった。

デンソー アルペジオ 活用事例