JNCは、子会社のJNCポリファインが中国江蘇省常熟市にガラス長繊維強化熱可塑性樹脂「ファンクスター」を製造・販売する新会社を設立したと発表した。

ファンクスターは、数千本のガラス繊維の束を含浸工程に投入し、ガラス繊維の間に溶融したポリプロピレンを均一にしみ込ませた後、通常10mmの長さに切断してペレット化したもの。高剛性、高耐衝撃性などの特長を持つため、主に自動車の軽量化のための金属代替材として採用されている。

これまで、中国・アジアへは日本からの輸出により対応してきたが、中国の自動車市場の急速な拡大に対応するため、現地供給体制を拡充する。

新会社は「捷恩智工程塑料(常熟)」で資本金は500万ドル。ガラス長繊維強化熱可塑性樹脂を2012年9月から生産する。工場の生産能力は年間7000t。

同社は、拡大を続ける中国・アジアの自動車工業部品分野を戦略的に重要な市場ととらえて、今後も市場拡大に応じた設備増強や最新技術の導入など積極的な事業展開を図っていく方針だ。