GMのエンジン併用型レンジエクステンダー(航続距離延長)EV、シボレーボルト

GMが2010年末、米国市場へ投入したエンジン併用型レンジエクステンダー(航続距離延長)EV、シボレー『ボルト』。同車が衝突テストの後、火災を起こしたとされる問題に関して、米国運輸省が本格的な調査に乗り出した。

これは25日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が公表したもの。今年5月に実施されたNHTSAの衝突テストの3週間後、ボルトのリチウムイオンバッテリーから発火した件について、本格的な調査を開始したのだ。

NHTSAでは、この火災がなぜ起きたのかを調査するため、再現実験を行った。11月中旬、ボルトの車両側面から衝撃を加え、リチウムイオンバッテリーの状態を確認する実験を3回実施している。

その結果、3度目の実験の後、バッテリーパックを180度回転させると、数時間後に煙が発生し、火花が散ったのを確認。また2度目の実験では、放置されたバッテリーが1週間後に発火したことを確認したという。

これを受けて、NHTSAではボルトのリチウムイオンバッテリーに関して、さらなる調査を行うと発表。NHTSAは、「現時点では市販のボルトでのバッテリー火災は報告されていない」と説明しているが、「調査結果次第では、リコール(回収・無償修理)などの対応を検討する」としている。