日産自動車は25日、環境対策プランの一環として推進している生産など事業活動でのCO2(二酸化炭素)削減への取り組みを拡充する計画を明らかにした。

同社は今年10月に、2016年度までの環境対策プランとして「NGP(日産グリーンプログラム)2016」を公表した。同プランでは車両の環境性能を高める一方、事業活動でのCO2排出について05年度比で20%削減する方針を打ち出している。

事業活動での環境対策は従来、世界での生産活動のみを対象とし、10年度までに05年度比で19%のCO2削減の成果をあげている。今回取り組みを開始したNPG2016では、生産だけでなく物流や国内外の主要オフィス、国内販売店も対象とし、削減活動を一段と強化・拡充することとした。

計画では引き続き、排出量がもっとも多い生産活動の削減が課題となる。生産部門では10年度までに19%削減したものの、「今後は新興諸国での生産増や、生産時の環境負荷が高いハイブリッド車の増加という悪化要因がある」(生産事業本部の岸雄治主管)という。

このため、生産活動では16年度までには05年度比で27%削減という新たな目標を設定して取り組む計画としている。