イエローハットと出光興産は21日、自動車用品の卸販売、店舗販売、商品開発に関する提携に向けて協議することで合意したと発表した。2012年3月末までに詳細を検討する。

イエローハットは、主力事業である自動車用品販売事業で、競争激化するカーアフターマーケットでのグループシェア拡大を図るため、新規出店、卸売事業の拡大を進めている。今後も継続的な業務拡大を図るためと卸売の拡大や新店舗開発の必要性を認識している。

一方の出光は、今後の低燃費自動車や電気自動車の普及に伴って系列石油販売会社の燃料油以外での収益確保を自動車用品卸販売子会社アポロリテイリングとともに進めてきたが、国内石油需要の減少、カーアフターマーケットの競争激化により、業務改革や商品開発の必要性を認識していた。

両社は、仕入れの共同化、新商品の開発、新店舗の共同開発を進めることで大きなメリットが生じると判断、提携協議を開始。カー用品を中心に仕入れの共同化、物流の一本化、商品・サービスの共同開発などを検討する。

また、提携を確実にするため、出光はイエローハット株式の取得も検討する。現時点では取得方法などは未定。