スズキ・原山保人副社長≪撮影 小松哲也≫

スズキの原山保人副社長は18日夕都内で緊急会見し、独フォルクスワーゲン(VW)がスズキ株の売却に応じない場合、仲裁手続きに入るとVWに通告したことに関し「仲裁に持ち込むからには我々の請求を支持してくれると確信をしている」と述べた。

原山副社長は「(10月12日にVWに対し)契約違反の通告をして一定期間の是正期間を与えた。是正期間内に是正されなかったので契約に則って(資本業務提携の包括契約を)解除し、それを通告した。株を返して頂けるという意向が確認できなければ我々として仲裁を申し立てることも申し上げた」と経緯を説明。

仲裁にまで発展した場合について「目算という意味では我々は当然仲裁に持ち込むからには仲裁定がスズキの請求を支持してくれると確信をしている。それだけの根拠をもって仲裁を申し立てるつもり」と強調した。

その一方で「VWがもし(包括契約の)解除が無効というのであればVWも仲裁に訴えて我々と議論する可能性がある」ことにも言及。その際には「きちっと論拠をもって議論したい」とも説明したが、スズキ側が求める自主独立が実現するにはかなりの時間を要しそうだ。

スズキ緊急会見≪撮影 小松哲也≫