スズキ・原山保人副社長≪撮影 小松哲也≫

スズキの原山保人副社長は18日夕都内で緊急会見し、独フォルクスワーゲン(VW)に対し業務資本提携解除を通告したことについて「もうスズキとして立ち止まっているわけにはいかない」と強調した。

原山副社長は「(VW側の出資比率)19.89%という連結にいく手前のところで、互いに独立したイコールパートナーとして新しい形を模索していくということで提携した。しかし19.89%というマイナーな出資比率では、相当両方が思いをこめて作った契約の中身が実現しないということは半年もしないうちに感じ始めた」ことを披露。

さらに「それ以降、役員レベルの協議、(鈴木修)会長自身も出たトップレベルの協議で問題を解決する努力は相当長期間にわたってやってきたが、今年に入りそう経たないいうちから相互の信頼関係を維持しながら協力を進めていくのは難しいと感じ始めた」とも説明。

その上で「もうスズキとして立ち止まっているわけにはいかない、非常に厳しい国際的な競争環境の中でこのVWとの協議に時間を費やすよりも、もともと独立した企業同士、本当の独立を一日も早く取り戻して、柔軟かつできるだけ大胆な経営戦略がとれる環境を取り戻すことがスズキにとって必要だということをひしひしと感じている」と述べた。

スズキの緊急会見≪撮影 小松哲也≫