今年8月に北海道札幌市白石区内で発生し、5人が死傷した飲酒運転と速度超過を原因とする交通事故について、北海道警は14日、クルマを運転していた22歳の男を自動車運転過失致死傷と道路交通補違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕した。

北海道警・札幌白石署によると、問題の事故は2011年8月14日の午前1時5分ごろ発生している。札幌市白石区川下3条3丁目付近の道道を走行していたワゴン車が、前走する軽乗用車を追い抜こうとした際に接触。弾みで路外に逸脱し、街路灯柱や消火栓に衝突。その弾みで横転大破した。

ワゴン車には同窓会に参加していた5人が乗車していたが、このうち22歳の女性が全身強打で死亡。運転していた22歳の男が右腕を切断する重傷。他の同乗者3人も頭部強打などの重傷を負った。

運転していた男からはアルコール分を検出しており、警察では飲酒運転と著しい速度超過が事故につながったと判断。男の回復を待ち、14日に自動車運転過失致死傷などの容疑で逮捕した。

この他、接触された軽乗用車を運転していた22歳の男を道交法違反(救護義務違反)で、一緒に走行していた別のクルマを運転していた22歳の男を道交法違反(酒気帯び運転)容疑で書類送検している。いずれもワゴン車を運転していた男の同級生という。

調べに対して男は飲酒運転の事実を大筋で認めるとともに、「大変なことをしてしまった」などと供述しているようだ。