フォードマスタングの2013年モデルに用意されるBOSS 302

フォードモーターは15日、2013年モデルの『マスタング』に、「BOSS 302」(ボス302)を設定すると発表した。実車は16日、米国で開幕するロサンゼルスモーターショー11で披露される。

「BOSS」とは、マスタング伝統のレーシングカーのネーミング。1970年、2代目マスタングがベースのレース仕様車、「BOSS 302」に乗るパーネリー・ジョーンズ選手が、トランザムシリーズのチャンピオンを獲得。その名を歴史に刻んでいる。

2013年モデルのマスタングに用意されるBOSS 302は、「マスタングGT」用の5.0リットルV型8気筒ガソリンエンジンを専用チューン。最大出力444ps、最大トルク52.6kgmを引き出す。これは従来モデル比で4psのパワーアップに当たる。マスタングGTとの比較では、24psパワーアップした計算だ。

トランスミッションはクロースレシオの6速MT。強化クラッチ採用やショートストローク化、フリクション低減などが図られた。専用のLSDも装備される。

足回りは、スプリングレートを引き上げ、強化ブッシュや大径スタビライザーなどを導入。車高はマスタングGT比で、フロントは11mm、リアは1mm低められた。ブレーキもブレンボ製の大容量タイプに交換されており、ピレリ「Pゼロ」タイヤは、フロントが225/40ZR19から255/40ZR19にサイズアップ。リアは引き続き285/35ZR19サイズを履く。

また2013年モデルでは、サーキットでのパフォーマンスを追求した「BOSS 302ラグナセカ」も設定。後席を取り払い、レース用サスペンションにエアロパーツを組み込んだ仕様だ。2013年モデルには、1970年のレースカーを再現した「スクールバスイエロー」と呼ばれるボディカラーが用意されている。

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