ブリヂストンは、乗用車用ラジアルタイヤのグローバルで増加する需要に対応するため、ベトナムに工場を新設することを決定した。新工場は、欧米や日本への市販用タイヤの輸出基地として、主に汎用タイヤを生産する。

総投資額は約355億円で、2014年上期から新工場での生産を開始する。生産能力は、2016年上期に日産約2万4700本とする予定。

同社ではベトナム市場で拡大する乗用車用ラジアルタイヤの需要に対応するため、現在タイのノンケー工場、インドネシアのカラワン工場でそれぞれその生産能力を増強している。しかし、今後の需要増に対応するためには、現地に新工場を建設する必要があると判断した。

建設地は、インフラ・立地・労働力・コストの面など、あらゆる側面から総合的に検討した結果、ベトナムのハイフォン市のディンブー工業団地とすることとなった。

同社グループは現在、20か国、47工場で新品タイヤを生産している。インドの新工場、米国の建設・鉱山車両用大型・超大型ラジアルタイヤ新工場に加え、ベトナムでの現地生産が開始された後は、21か国、50工場での生産体制となる。