中国で人気が高いGMのシボレー・クルーズ

中国汽車工業協会は9日、中国における10月の新車販売の結果を明らかにした。商用車と輸出を含めた総販売台数は152万台。前年同月比は1.1%減と、5か月ぶりに前年実績を下回った。

100万台を超えたのは22か月連続だが、新車販売は明らかに失速。152万台のうち、乗用車は前年同月比1.4%増の122万だった。

新車販売が5か月ぶりに前年実績を割り込んだのは、中国政府が10月からエコカー購入補助制度を改定した影響が大きい。新制度では、補助金支給の対象になるエコカーの燃費性能を、15.9km/リットル以上と規定。排気量が1.6リットル以下の小型車限定という点は変わらないが、燃費性能は従来の14.5km/リットル以上に対して、厳しくなった。

このため、購入補助の対象車種は従来の427モデルから、37モデルへ激減。10分の1以下に絞り込まれた形となった。さらにローン金利の上昇も、消費者の新車購入意欲の後退につながった。

メーカー別の10月販売実績では、GMが10月としては過去最高の22万0412台を販売。前年同月比は10.4%増と、3か月連続で前年実績を上回っている。