インプレスR&Dのシンクタンク部門であるインターネットメディア総合研究所は、最新のスマートフォン/フィーチャーフォン利用動向調査を実施し、その結果を発表した。

同研究所では、2004年から最新のモバイル利用状況を把握するための調査を定期的に実施している。8回目となる今回の調査では、3300人の個人携帯電話利用者と1600人の企業担当者向けに独自調査を実施した。調査期間は10月12〜14日。

調査結果によるスマートフォンの所有率は22.9%となり、2010年9月の9.0%、2011年4月の14.8%から大きく上昇した。スマートフォンユーザーの71.5%は端末利用期間が1年以内で、7割がこの1年間にスマートフォンに切り替えたことを示した。

スマートフォンを所有しているのは性別・世代別では高い順に男性20代の42.0%、男性30代の33.3%、女性20代の30.9%、男性10代の29.2%と続く。若年男性だけでなく女性にも広まっている。また、非利用者のうち利用を検討している層は66.6%にも達しており、潜在的な需要が大きい。

調査対象者による『iPad』や『ギャラクシーTab』などのタブレット端末の所有率は6.2%にとどまる。2011年4月調査の3.0%から倍増したものの、所有率は低い。タブレット端末所有者のメインで利用している携帯電話の種類別に見ると、メイン端末がスマートフォンユーザーでは11.8%、メイン端末がフィーチャーフォンユーザーは4.6%と差が生じている。また、非利用者のうち利用を検討している層は39.4%だった。

スマートフォンユーザーの使用機種ランキングでは、『iPhone4』が21.8%で突出して高く、次いで『iPhone3GS』の7.8%、『Xperia』の4.4%、『REGZA Phone T-01C』の4.2%と続く。一方、OSシェアで見た場合、「アンドロイド」が60.9%、「iOS」が36.3%、その他が2.8%となっており、OSではアンドロイドのシェアの方が高い。

主なソーシャルメディアの利用率では、「Twitter」が22.8%、「mixi」が20.8%、「Facebook」が11.8%となった。特にスマートフォンユーザーに限定すると「Twitter」が40.6%、「mixi」が31.5%、「Facebook」が25.4%となっており、スマートフォンユーザーがソーシャルメディアの利用に積極的。

一方、企業のスマートフォン/携帯電話利用動向調査によると、業務に利用しているモバイル端末では「携帯電話・PHS」が69.0%、「ノートパソコン」が66.1%。iPhone3Gを契機に拡大しているスマートフォンの利用は23.1%(トライアル含む)で昨年の14.6%から8.5ポイント上昇した。同様にタブレット端末も17.5%で昨年の6.6%から10.9ポイント上昇した。

企業のスマートフォンの年度別平均導入台数は、2007年以前の14.0台から、2008年度14.6台、2009年度20.9台、2010年度40.0台、2011年度68.9台と加速度的に増加した。また、利用しているスマートフォン(複数回答)は iPhone4が29.6%、iPhone3GSが12.7%、iPhone3Gが10.6%と、法人市場も iPhoneが強さを発揮している。