トヨタ中間決算《撮影 土屋篤司》

トヨタ自動車が発表した2011年9月中間期の連結決算は、営業損益が325億円の赤字に転落した。前年同期は3231億円の黒字で、震災の影響による部品不足で自動車生産台数が低迷したことや円高による為替差損が響いた。

連結販売台数は前年同期比18.5%減の302万6000台と落ち込んだ。震災で自動車生産の減産を余儀なくされたため、国内販売が同26.5%減の79万7000台と低迷、北米も同33.8%減の68万9000台と落ち込んだ。アジアは同7.0%増の61万5000台と増加した。

売上高は新車販売の不振や為替換算の影響で同17.2%減の8兆0159億円と大幅減収となった。収益では減収や為替差損などの影響で税引前四半期損益は14億円の赤字となった。

当期利益は、原価低減で500億円、法人税などで2401億円などの増益効果があったものの、販売減で2200億円、為替差損で1300億円、持分法投資損益で543億円などの減益効果があり、同71.8%減の815億円となった。

通期業績見通しは「未定」に修正した。