トヨタ中間期決算《撮影 土屋篤司》

トヨタ自動車の小澤哲副社長は、8日の決算発表の席上、2013年3月期を目標とする単独業績の赤字脱却について「(同期に)営業収支をゼロにする計画に向け、収益改善はそのオンラインで進んでいる」と指摘した。

今上期(2011年4〜9月期)では、原材料費の上昇にもかかわらず500億円の原価改善を確保しており、小澤副社長は収益改善は計画に沿って進んでいるとの認識を示した。

だが、過去最高値レベルが続く円高は、上期で1300億円もの営業減益要因(連結ベース)となった。上期の単独決算では3223億円の欠損(前年同期は1494億円の欠損)と赤字幅は膨らんだ。

小澤副社長は「現状の収益改善を1年続ければ、(収支均衡は)可能と進めてきた」ものの、現実は円高で「大変つらい状況になっている」と語った。

トヨタ中間期決算《撮影 土屋篤司》