スズキが発表した2011年9月中間期の連結決算は、経常利益が前年同期比9.8%減の675億円と減益となった。

東日本大震災の影響で部品が不足して国内の減産を強いられたのに加え、同社の主力市場であるインドでも販売が減少した。売上高は販売台数の減少と為替換算によるマイナス影響から同7.0%減の1兆2261億円と減収となった。

四輪車は国内は前年を割り込んだ。海外もインド、アジア、北米で落ち込んだ。二輪車は欧州で減少したものの、北米、アジアで増加した。特機は日本、欧州、北米、アジアで増加した。

営業利益は減収の影響で同5.9%減の647億円だった。当期純利益は、東海地震・東南海地震での津波被害が想定される静岡県磐田市竜洋地区で災害対策引当金175億円を特別損失に計上したが、GM関連の株式売却益などによって同5.3%増の320億円と増益だった。

中間期までは予想を上回る水準だったが、通期業績見通しは、タイの洪水影響が不透明なことから前回予想を据え置いた。