1日午前11時15分ごろ、埼玉県長瀞町内にある秩父鉄道線の踏切で、踏切内に立ち往生していた大型ダンプトラックと、通過中の上り普通列車が衝突した。列車は弾みで脱線。警察はトラックを運転していた31歳の女を過失往来危険の現行犯で逮捕している。

埼玉県警・秩父署によると、現場は長瀞町野上下郷付近で遮断機や警報機の設置された踏切。トラックは踏切中央で立ち往生。運転していた本庄市内に在住する31歳の女は車外に出て、非常スイッチを探していたが、そこに進行してきた上り普通列車(三峰口発/羽生行き、3両編成)が衝突した。

列車は先頭車の前部が大破するとともに脱線。列車には客32人が乗車していたが、このうち高齢の男女4人が座席から投げ出され、打撲などの軽傷。22歳の運転士も頚部を切る軽傷を負った。トラックを運転していた女にケガはなかった。警察は女を過失往来危険の現行犯で逮捕している。

調べに対して女は「クラッチの調子が悪く、修理工場まで向かっていた」、「踏切で身動きが取れなくなった」と供述しているようだ。また、列車の運転士は「踏切手前約200mでトラックを確認したが、非常ブレーキを掛けても間に合わなかった」などと話しているという。