10月29日午後1時55分ごろ、北海道中札内村の道道を走行していた乗用車が道路左側の電柱に衝突した後、路外に逸脱して斜面を滑り落ちる事故が起きた。この事故で2人が死傷。運転者は「道路にいたクマを避けようとした」などと話しているようだ。

北海道警・帯広署によると、現場は中札内村南札内西4線付近で片側1車線の緩やかなカーブ。乗用車は右カーブを進行中に道路左側の電柱に衝突。そのまま斜面を約2m下まで滑り落ちて横転した。

クルマは中破。助手席に同乗していた31歳の女性が全身を強打し、収容先の病院で死亡。運転していた音更町内に在住する32歳の男性も打撲などの軽傷を負っている。

調べに対して男性は「路上にいたクルマとの衝突を避けようと急ハンドルを切った」などと供述しているようだ。事故現場近くで猟友会がクマの足跡があることを確認したという。

警察では事故の状況から「クマを避けたことは間違いない」としながらも、クルマが高速度で走行していた可能性もあり、事故発生の経緯を詳しく調べている。