日産自動車 西川廣人副社長

日産自動車の西川廣人代表取締役副社長は2日、2012年3月期第2四半期決算会見でタイで生産している『マーチ』の日本での販売について、「現在、お客様に最低2週間納期が遅れると案内している状況」と述べた。

西川副社長によると、日産のタイ工場は直接洪水の被害がないものの、部品メーカーが約120社浸水。さらに120社ほどこれから浸水のリスクがあるという。それによって、供給されなくなった部品点数は3500超に及んでいるそうだ。

「これまで代替部品はないか、金型を水中から引き上げられないかなどいろいろ行ってきた結果、日産のタイ工場については11月14日に生産を再開できるめどがついた。そこから順次生産を増やしていくが、キャッチアップできない分が4万台ぐらい出る」と西川副社長。

その中には日本向けの『マーチ』も含まれており、「11月後半から12月にかけてパイプラインが薄くなる」という。14日からの生産再開でマーチを優先的に生産する方向だが、それでも納期が遅くなってしまうのは避けられないそうだ。

タイ生産の日産マーチ