東日本大震災でのインターナビによる取り組み「通行実績情報マップ」(イメージ)

10月29日、東京ミッドタウンにおいて「グッドデザインプレゼンテーション・グランドステージ2011」が開催され、ホンダの今井武氏が「『インターナビ』による、東日本大震災での移動支援の取り組み」についてプレゼンテーションを行った。

「インターナビによる東日本大震災での移動支援の取り組み」は、ホンダが、東日本大震災翌日の3月12日より同社のカーナビ『インターナビ』会員の車両から収集した通行実績情報をオープンフォーマットで公開を開始したというもの。この通行実績情報を活用した地図を、3月14日からGoogleが「Google自動車通行実績情報マップ」として、Yahoo! JAPANが4月21日から「Yahoo!地図 道路通行確認マップ」として公開、東日本大震災の被災地域における移動を支援した。

インターナビのサービスでは、地震・津波などの防災情報を提供していたが、ホンダの今井氏は、震災発生時の状況について「今までに見たことのない(防災情報の)画像配信をしていた」といい、「明日の朝までに通行実績マップを作り上げて公開しようじゃないか」との言葉から、通行実績情報のオープン化が始まったことを紹介、その後、徹夜で作業を行い翌日午前10時30分には公開された。

その後もインターナビでは宮城県の仙台湾岸域における浸水警報の配信を開始、また、紀伊半島の台風被害でも通行実績マップを公開した。これらの取り組みについて、今井氏は「“人の役に立ちたい、使って便利で楽しいものを提供したい”、これは創業者が残してくれた言葉です、これからも、この言葉を肝に銘じて商品の開発に携わっていきたい」と述べた。

2011年度のグッドデザイン大賞候補は、パナソニックの「LED電球」、サムスン電子の「3DスマートLEDテレビ」、JR西日本とJR九州の「N700系7000/8000番代新幹線」、放射線医学総合研究所、東芝、日本設計の「新治療施設および重粒子線治療システム」、日本マイクロソフトの「Xbox360向けKinect」、ホンダの「カーナビによる東日本大震災での移動支援の取り組み」、の6つ。

グッドデザイン大賞は“2011年を象徴するデザイン”として、審査委員、受賞企業のほか、一般からの投票により決定される。一般からの投票は、10月28日〜11月6日の期間、東京ミッドタウンにて開催中の受賞展「グッドデザインエキシビション」会場にて受付けている。

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