警視庁は25日、2008年8月に保険金を騙し取る目的で故意に追突事故を起こしたとして、29歳の男ら5人を詐欺容疑で逮捕した。2010年にも同様の事故を起こしたが、レンタカーに設置されていたドライブレコーダーによって詐欺の企てが発覚したという。

警視庁・交通捜査課によると、逮捕された5人は2008年5月、相模原市南区東大沼4丁目付近の市道でレンタカーを仲間の乗る前走車へ故意に追突。事故で負傷したと偽って、保険会社から人身傷害補償などの名目で約570万円を騙し取った疑いがもたれている。

5人は今年1月にも横浜市内で同様の事故を起こしたが、この際に使用したレンタカーには衝突前の車内音を記録する機能を備えたドライブレコーダーが装着されており、事故の直前に「じゃあ、ここで行きますか」や「30km/hぐらいで」という乗員の声が記録されていた。

これを不審に思った保険会社は詐欺の疑いがあるとして警察に通報。警察で調べたところ、2008年の事件が発覚。関与した5人を詐欺容疑で逮捕した。

調べに対して3人は容疑を認めているものの、残る2人は「本当の事故だ」として容疑を否認しているという。