愛知製鋼が発表した2011年9月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比47.8%減の33億0500万円と半減した。売上高は同3.3%増の1065億5500万円と増収となった。

主力製品である鋼材・鍛造品の生産・販売数量は、東日本大震災の影響で自動車向け需要が5月を底に一時的に大きく落ち込んだが、その後急速な需要回復により、期後半は前年同月を上回るレベルで推移した。販売価格の改定の効果もあった。

収益では原材料価格の根が理や労務費・減価償却費の増加で経常利益は同57.1%減の24億1700万円と大幅減益となった。

当期純利益は繰延税金資産の回収可能性の見直しにより法人税等調整額を計上したこともあって同86.5%減の14億0600万円となった。

通期業績見通しは売上高が同8.6%増の2340億円、営業利益が同21.8%減の110億円、経常利益が同22.3%減の100億円、当期純利益が同60.5%減の60億円となる見通し。