三菱自動車・益子修社長≪撮影 小松哲也≫

三菱自動車の益子修社長は28日、洪水の被害にあった部品メーカーからの供給が止まって操業休止を余儀なくされているタイの工場について、従業員の一部は出勤して操業再開に備えた訓練などを行っていることを明らかにした。

益子社長は同日開いた決算会見後、一部報道陣に対し「(タイ)工場の従業員のうち500人は生産再開した後、柔軟な生産対応を取らないといけないので、色んな作業を今勉強してもらっている。おそらく日曜日の出勤も含めて挽回をすることになる。その時に、今やっている仕事だけでは柔軟な体制をとれないので、いくつかの作業ができるようにということで500人は毎日訓練をやっている」と述べた。

三菱のタイの工場では現在、約3000人が在籍しており、工場に出勤していない人については「自宅がトラブルにあった人は家族の安全確保とかやっているし、そうじゃない人はボランティアなど色んなことで今対応している」という。

益子社長は「基本的にはかなりの人が出勤しているが、ただ生産はしていない。ともかく再開に向けた準備をしている」とした上で、「もともとタイはフル稼働していた。土曜日は出勤することになっていたので、(生産再開後に挽回)できる日にちが日曜日のわずかしかないが、どこまで出勤して挽回できるかということを、今話している」と説明した。

三菱自動車決算会見≪撮影 小松哲也≫