新明和工業は、東京急行電鉄と東急車両製造が保有する特装車事業とパーキングシステム(機械式駐車場設備)事業の出資会社の株式を、2012年4月に取得すると発表した。

新明和は、国内では特装車事業、パーキングシステム事業の製品・サービスを拡充し、顧客要求により柔軟に対応できる体制を敷くことが事業基盤の安定につながると判断した。東京急行電鉄、東急車両製造から関連する子会社の株式を取得する。

特装車事業では、東急車両製造から東急車輛特装の全株式を取得して子会社化する。

パーキングシステム事業は東京急行電鉄がパーキングシステム新会社を設立、新会社に東急車両製造のパーキングシステム事業を移管した上で、新明和が新会社の全株式を東京急行電鉄から買収する。

両事業の取得価格は26億円。

新明和は、今回の株式取得により、特装車事業では未参入分野であるトレーラー事業を保有することで事業規模を拡大する。パーキングシステム事業では20万パレットを超える既納設備を持つことで安定した保守事業の運営が可能となるとしている。