マツダCX-5《撮影 小松哲也》

マツダの山内孝社長は25日、横浜市で会見し、NOx後処理装置を使わなくてもポスト新長期規制をクリアする次世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」搭載車を来年春から日本市場に順次投入することを明らかにした。

第一弾として新型SUV『CX-5』に搭載する。既存のディーゼルエンジンは日欧などの厳しい排出ガス規制に適合するためNOx後処理装置を備えており、これがコスト高の要因になっていた。マツダは14.0の低圧縮比の実現で燃焼そのものをクリーンにすることで、NOx後処理装置を使わなくても日米欧の排ガス規制をクリアできるようにしたのが特徴。

CX-5に搭載するSKYACTIV-Dエンジンの排気量は2.2リットルだが、最大トルクは420Nmと4.0リットルのガソリンエンジン並み。またアイドリングストップシステムなどの組み合わせによりJC08モード燃費は18.6km/リットルと「軽自動車やハイブリッドを含むあらゆるSUVの中で最も優れた燃費」としている。

さらに山内社長は「現在販売されている同タイプのクリーンディーゼル車よりお求めやすい価格で提供したいと考えている」ことも明らかにした。マツダは2011年東京モーターショーにSKYACTIV-Dを搭載したCX-5を出品する。

マツダ次世代クリーンディーゼルエンジン、SKYACTIV-D《撮影 小松哲也》 横浜市で会見するマツダ・山内孝社長《撮影 小松哲也》