ITSスポット、VICS、DSSSの説明ビデオが楽しめたシミュレーター

交通情報を提供することで日本ではすっかりお馴染みのVICSセンターは、ジャパン・パビリオンの一角に出展をしていた(ITS世界会議)。ここで注目すべき話を聞くことができた。そう遠くない将来、VICSセンターからもプローブ情報の送信を実現できそうだというのだ。

取材時に説明員が語った内容は以下の通り。

現在整備が進んでいるITSスポットはETCと同じ仕組みのDSRCを使っているが、現行システムの光/電波ビーコンに比べて大容量通信が高速で行える。これを活かしてそう遠くない将来、VICSセンターはプローブ情報までもサポートしていく準備を進めている。自動車メーカーがそれぞれに運用しているプローブ情報をVICSセンターがひとまとめにする仲介役も担っていきたい。光ビーコンを使ったDSSS導入の動きに対しては、VICSセンターとは直接関わりがないため、コメントする立場にはない。ただ、ITSスポットへの一本化を目指しているVICSセンターとは逆行するシステムと判断している。

ところで、VICSセンターの展示は、「ITSスポット」「VICS」「DSSS」の3つの体験シミュレーターを中心に、それぞれの設置場所をイメージ化した模型、それにリアルタイムのVICS情報の表示で構成されていた。シミュレーターとは言っても、ハンドルやシフト操作をすることで解説ビデオがスタートする単純なものだが、簡潔なわかりやすい内容となっていた。

東京地区のVICS情報をリアルタイムで表示するモニターも置かれた ITSスポット、VICS、DSSSの運用例をより具体的に説明するために準備された模型 VICSセンターが出展したジャパン・パビリオン