奥のアルファロメオ・SZと比較をするとテールの処理の違いがよくわかる。手前がアルファロメオ・SZ2。(資料画像。今回の展示車そのものではない)《撮影 内田俊一》

アウトガレリア・ルーチェ(名古屋市名東区)において、『CODATRONCA - 風を切った天才デザイナー、エルコーレ・スパーダと彼が生み出したザガートたち -』が開催されている。

アウト・ガレリア・ルーチェは2004年9月にオープン以来、自動車を軸とした個性的かつ魅力的な展覧会を開催し、毎回好評を博している。

今回は、エルコーレ・スパーダにスポットライトを当てる。“コーダ・トロンカ”を生み出した、イタリアのカロッツェリアザガートのチーフデザイナーであった彼の作品をとおして、スパーダの魅力とイタリアン・カーデザインの真髄を感じ取ってもらえたら嬉しいと主催者は語る。

コーダ・トロンカとは、それまでの丸いテールではなく、垂直に断ち切ったスタイルを指し、これにより、空力抵抗が少なくなる効果があった。そのデザインを最初に取り入れたのが、アルファロメオ『SZ2』で、このモデルこそが当時のザガートのチーフデザイナー、エルコーレ・スパーダの手によるものなのである。

会場にはそのSZ2や『TZ1』、『ジュニア・ザガート』などのアルファロメオのほか、ランチア『フラミニア・ザガート』『フルビア・ザガート』などスパーダがデザインした実車、そして、氏に関する当時の資料やミニカーなども併せて展示されている。

開催は12月25日まで。定休日は月・火曜日(祝日の場合は営業)、入場料は無料。

コーダトロンカ エルコーレ・スパーダ展 12月25日まで