東京電力福島第一原発、原子炉建屋カバー屋根パネル(10月14日)《写真 東京電力》

電気事業連合会が発表した2011年度上半期(4〜9月)の電力需要は、電力会社10社の販売電力量合計が前年同期比7.9%減の4222億kWhとなり、4期ぶりに前年割れとなった。

現在の10社体制となってから半期ベースで過去最大のマイナス幅。東日本大震災や福島第一原子力発電所事故の影響で、東日本を中心に節電の取り組みが浸透、これに加えて今夏の気温が前年に比べて全体的に低めで推移し、冷房需要が減少したためと見られる。東北電力と東京電力の落ち込みが目立った。

一般家庭向けの電灯は同8.1%減の1342億kWhだった。

産業用の大口電力は同4.7%減の1369億kWhと4期ぶりにマイナスとなった。主要な業種別では窯業・土石を除いて前年を下回った。最も電力使用量の大きい業種である機械は同6.6%減の359億kWhだった。

東京電力福島第一原発、5号機原子炉建屋天井クレーン(8月26日)《写真 東京電力》