三井住友建設は、「トンネル用アラミド三軸メッシュ工法」を道路トンネルに初めて実用化したと発表した。

トンネル用アラミド三軸メッシュ工法は、型崩れしない砂付きアラミド三軸メッシュシートを覆工コンクリートの表面近くに設置することで、コンクリートの剥落をなくし、耐久性を向上させる工法。

これまで、橋梁やボックスカルバートなどのコンクリート構造物で多くの実績があるが、山岳トンネルは狭隘空間でのアラミドメッシュシートの確実な取付け方法などのハードルが高く、適用が遅れていた。

今回山岳トンネル用に実用化した砂付きアラミド三軸メッシュシートは、コンクリートの剥落を防止するのに加え、コンクリート表面のひび割れ幅も制御できるため、覆工コンクリートの耐久性向上も図った。砂付きアラミド三軸メッシュシートはコンクリート表面に露出しないため、仕上がりは通常のコンクリート表面と変わりない。

今回、椎坂白沢トンネルに試験施工を実施し、狭隘空間での良好な施工性や品質を確認した。

同社では今後、山岳トンネルでの効果的なコンクリート剥落防止・高品質化工法として積極的な展開を図っていく計画。