タイ生産の日産マーチ

日本自動車工業会の志賀俊之会長は20日の定例会見で、タイの水害による日本メーカーの生産影響について、4輪車は年間生産能力(160万台)から単純計算すると日量6000台になると明らかにした。

4輪メーカーの生産は19日までに全面停止している。志賀会長は生産復旧の見通しについて、部品のサプライチェーンが崩壊状態にあることから「今の段階では申し上げられない」と述べた。

一方で、タイでの部品調達については東日本大震災の時のように「オンリーワンの部品があって代替がきかないという事情とは若干違う」と指摘した。

また、完成車メーカーのタイ工場の部品在庫は一般的に「3週間から1か月程度とやや長め」とし、部品各社はこのリードタイムをにらみながら、「他の生産拠点への移管や、金型の新規発注など自動車メーカーとともに懸命に復旧作業を進めている」と語った。