9月下旬、京都府京丹波町内で発生した中型トラックと乗用車の正面衝突事故に関し、京都府警は11日、事故を起こした19歳の少年が勤務する運送会社で社長を務める43歳の男を道路交通法違反(無免許運転容認)容疑で逮捕した。容疑を否認している。

京都府警・南丹署によると、問題の事故は2011年9月30日の午前0時15分ごろ発生している。京丹波町富田付近の国道27号を走行していた中型トラックが対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた乗用車と正面衝突し、乗用車を運転していた43歳の男性が死亡している。

トラックを運転していたのは19歳の少年だが、中型トラックの運転に必要な中型四輪免許を持っていなかった。事故は「助手席側の床に落ちた携帯電話機を走行中に拾おうとして、車線逸脱が発生したこと」が主因だった。

警察では少年の供述内容から「雇用する会社が中型トラックを運転できないことを知りつつ、運転させていた可能性が高い」と判断。勤務していた運送会社で社長を務める43歳の男を道交法違反容疑で11日に逮捕した。

調べに対して男は「運転できると思っていた」と供述。無免許を知りながら運転を指示していたことを否認している。

中型四輪免許は自衛官を除き、普通免許取得から2年以上経過していないと取得できず、18歳で普通免許を取得した場合でも、最短で20歳からとなる。