11日午後9時30分ごろ、鹿児島県霧島市内の国道223号で、徒歩で道路を横断していた72歳の女性が、2台のクルマに次々とはねられる事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡。1台目のクルマは逃走したが、警察は後に69歳の男を逮捕している。

鹿児島県警・霧島署によると、現場は霧島市隼人町付近で片側1車線の直線区間。信号機や横断歩道は設置されていない。72歳の女性は徒歩で道路を横断していたが、進行してきた軽トラックにはねられ転倒。約2分後に進行してきた乗用車にもはねられた。

女性は近くの病院に収容されたが、全身強打が原因でまもなく死亡。1台目の軽トラックは現場から逃走しており、警察では2台目のクルマを運転していた51歳の男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞くとともに、死亡ひき逃げ事件として捜査を開始している。

同署が現場周辺の捜索を行ったところ、12日未明になって現場から1km離れた場所でフロントガラスが損壊した軽トラックを発見。このクルマを所有する69歳の男から事情を聞いたところ、事故を大筋で認めたことから、自動車運転過失致死と道路交通補違反(ひき逃げ、無免許運転)容疑で逮捕した。

調べに対して男は「はねたのは間違いない」と供述しているようだ。運転免許は2002年に失効しており、警察では以後も9年間に渡って日常的に無免許運転を続け、この発覚を恐れるために逃走した可能性も考えられるとして、男を厳しく追及している。