スズキ・原山保人副社長《撮影 小松哲也》

スズキの原山保人副社長は14日、先月の独フォルクスワーゲン(VW)との提携解消申し入れに続いて、今回新たにVWに契約違反通告書を送ったことについて「何か急がないとビジネス上困ることが起こっているわけではない」と強調した。

原山副社長は同日都内で開いた記者会見後、一部報道陣に対し、「こういうような不安定な状況というのは早く解決したいという気持ちはあるのは事実」としながらも、「他方でスズキは環境技術も含めて全く独自技術で進めており、何かこう急がないとスズキのビジネスに困るかということや、今、彼らのこの技術が無いと困るといったことが起こっているわけではない」と説明した。

その上で「こういう不安定な状況は早く解消した方が我々にとっても良いことだと思うし、VWにとっても良いことなのではないかと思う。今回のことを契機として早期に解決した方が明らかに両社にとってベターだなという思いは間違いなくある」と、早期に交渉のテーブルにつくよう重ねて呼びかけた。