日本エレクトライクの三輪EV《撮影 鈴木ケンイチ》

インドのBajaj(バジャー)の三輪車をベースにしたEVを、電池込み100万円未満で発売しようと考えているのが神奈川県の日本エレクトライク株式会社だ。

特徴は2つのモーターで左右後輪それぞれを駆動すること。左右の駆動を個別に管理することにより高い安定性を実現。三輪車の弱点である転倒の危険性を大きく低減している。モーターは定格4.5kW、最大9kW。それを左右用として2つ装備する。バッテリーは銘柄未定ながらリチウムイオン電池を4.8kWh搭載。車両重量は架装したもので490kg。最高速度40km/h、一充電航続距離30kmを計画している。

現在はインドでの車両の確保を終え、工場設置を準備しているところで、2012年中の受注が目標だという。

開発を担当する千葉一雄氏は「この手の車両は100万円以下でないと意味がない」と言い切る。販売では、「電池込みで売って終わり」ではなく、「電池代金込みの保守契約」にしてアフタフォローをしっかりしていきたいと考えているとも。

三輪オートがEVとなって身近な存在に帰ってくる。そんな可能性を感じさせる1台だ。

日本エレクトライクの三輪EV《撮影 鈴木ケンイチ》 日本エレクトライクの三輪EV《撮影 鈴木ケンイチ》 日本エレクトライクの三輪EV《撮影 鈴木ケンイチ》 日本エレクトライクの三輪EV《撮影 鈴木ケンイチ》