自動車の「ナンバープレートのあり方に関する懇談会」(国土交通省)が12日に初会合を開く。月1回程度の会合を重ね、来年3月の中間とりまとめを目指すが、その結論によってはナンバープレートが劇的に変わるかもしれない。

懇談会のテーマで最も注目されるのは、ナンバープレートの表示内容や形状の再検討だ。上段に地域と車種、下段に車輌番号を配置したナンバープレートの形状は、1951年施行の道路運送車両法の施行で確立し、半世紀以上経過した。

例えば、ナンバープレートには欧州のような一列横長の形状や、国内の地方自治体が地域の特性にあった色や形で払い出す原付バイク(排気量50cc以下)のナンバープレートなど、さまざまなものがある。懇談会では、こうしたプレートを参考に、形や記載される表示について再検討を行い、改善の余地があるかどうか議論を行う予定だ。

また、自治体から町おこしの一助として要望の多い「ご当地ナンバー」の導入基準も再検討される。ご当地ナンバーは06年に導入が始まり、19地域で実施されているが、その後は拡大していない。ご当地ナンバーを導入するためには、その地域で登録されている自動車の数が10万台を超えているなど、さまざまな導入条件がある。

さらに、懇談会はICチップを活用したスマートプレートの再検討も視野に入れている。チップにどのような情報を盛り込めば広がりのある活用ができるかなど、実現に向けた可能性を探る。