9月上旬に東京都足立区内の都道で発生した死亡ひき逃げ事件について、警視庁は4日、大型ダンプトラック運転中に事故を起こしたとして、江戸川区内に在住する57歳の男をひき逃げ容疑で逮捕した。男は容疑を否認しているという。

警視庁・交通捜査課によると、問題の事故は2011年9月5日午前4時5分ごろ発生している。足立区東和4丁目付近の都道で、陸橋上を走行していた原付バイクが側壁に接触して転倒。運転していた31歳の男性が路上に投げ出されたところ、後ろから進行してきたトラックとみられる車両にはねられた。

男性は頭部を強打して死亡。はねた車両はそのまま逃走しており、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始した。

目撃情報から容疑車両は大型ダンプトラックと判明。通過車両の特定を進めたところ、57歳の男が捜査線上に浮上。事故当日にこの男が乗っていたダンプトラックのタイヤと、被害者のヘルメットに残されたタイヤ痕が溝の部分で一致。車体左前部に接触痕とみられる陥没もみられ、容疑車両と最終的に断定。男を自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

調べに対して男は現場を通過したことについては認めているものの、ひき逃げについては「事故の衝撃も感知していないし、身に覚えが無い」として否認しているようだ。