8月下旬に福岡県糸島市内で発生した重傷ひき逃げ事件について、福岡県警は3日、64歳の男をひき逃げ容疑で逮捕した。男は事故後、福岡市内の工事現場近くに重機で穴を掘り、容疑車両を埋めていたという。

福岡県警・糸島署によると、問題の事故は2011年8月30日の午後8時10分ごろ発生している。糸島市末永付近の県道で信号待ちをしていた乗用車に対し、後ろから進行してきた別の乗用車が追突。被追突側のクルマを運転していた36歳の男性が頚椎打撲の重傷を負った。

クルマはそのまま逃走しており、警察は重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。目撃されたナンバーから64歳の男が容疑に関与した可能性が高くなり、警察が任意で事情を聞いていた。

当初、男は容疑を否認。しかし、供述内容に不審な点があり、容疑車両の行方がわからなくなっていることからさらに追及したところ、「福岡市西区内にある工事現場近くに重機で穴を掘って埋めた」と供述。9月26日に福岡市西区金武付近で約1.5m下の地中に埋められているクルマを発見したという。

警察は男が容疑に関与したと断定し、3日までに自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。調べに対しては「捕まりたくなかった」などと供述しているようだ。