スカウトクローラー(福祉機器展11)《撮影 山田清志》

東京ビッグサイトで5日に開幕した「国際福祉機器展2011」にはさまざまな電動カート(電動車いす、シニアカー)が出展されている。その中で異彩を放っていたのが、オットーボック・ジャパンの『スカウトクローラー』という電動カートだ。

なにしろ幅が1m以上あるうえ、キャタピラーがついていて小型の建機といった感じだからだ。開発したのはドイツに本社があるオットーボック社で、「車いすで雪のゲレンデを走りたい。砂浜の波打ち際まで行きたい」との声を反映して製作された。

「これは普段使っている車いすをそのまま乗せて走れるようになっています。その最大の特徴は17度の急斜面まで登ることができることなんです」と同社関係者。実際は45度まで登れるそうだが、転倒などの安全性を考えて仕様では17度までとしているとのこと。

来年1月発売の予定で、価格は200万円。現在、特別価格150万円で先行予約を受け付けているという。「個人向けとしては価格が高いので、福祉施設やレジャー施設、スキー場などに売っていこうと考えています」と同社関係者は話していた。

スカウトクローラー(福祉機器展11)《撮影 山田清志》 スカウトクローラー(福祉機器展11)《撮影 山田清志》