6K(幅6000ピクセル)モニターに表示される首都高中央環状線《撮影 石田真一》

レースゲーム好きな方にお勧めしたいのは、CEATECフォーラムエイトブースで展示されている「UC-win/Road Air Driving」だ。首都高速中央環状線の大橋ジャンクション付近のドライビングを超高解像度モニター(6K)で楽しむことができる。

ゲームではなく、本来は街の開発などに利用される非常にリアルなシミュレーターなのだが、シートが設置されているのみでハンドルやペダル類は見当たらない。実はモニター下部に設置されたセンサーから運転者に向かって赤外線を照射。運転者のジェスチャーで操作するという仕組みになっている。マイクロソフトが『Xbox 360』で導入している「Kinect(キネクト)」と似た仕組みだ。

そしてすぐに運転できるというわけではなく、システムに運転者を登録するキャリブレーションが必要となっており、これが「すぐに終わる」か「それなりの時間を要す」かは「着ている服に左右される」ようだ。赤外線を上手く反射しない服だと時間が掛かってしまう。

運転感覚は独特。ジェスチャーに合わせて高精細なコンピューターグラフィックで描かれたコースが動いていくのは素晴らしいが、「持つものも踏むものも無い」というのがこんなに不安だとは……。

ハンドルもペダルも無い。ジェスチャーでクルマをコントロールする《撮影 石田真一》 マイクロソフトのキネクトと同じ仕組み。赤外線を体に照射し、挙動をそのまま反映する仕組み《撮影 石田真一》 運転前にはキャリブレーションが必要。これが意外に厄介。記者の服は赤外線をあまり反射せず、かなり時間を要した《撮影 石田真一》 持つもの、踏むものが無いという運転は難度高め。《撮影 石田真一》 慣れるとスムーズに運転できるが、違和感はたっぷり。風景がリアルなだけにコースアウト時の恐怖感はかなりのもの《撮影 石田真一》