元GM副社長のラッツ氏

元GMの副社長で、米国自動車業界のカリスマとして知られるボブ・ラッツ氏。同氏が世界の自動車メーカーの新たな「ビッグ3」を定義した。そこに、日本メーカーの名前はなかった。

これは9月30日、ドイツのメディア、『manager magazine』が伝えたもの。同メディアのインタビューに応じたボブ・ラッツ氏は、「世界の自動車メーカーの新たなビッグ3は、GM、フォルクスワーゲン、ヒュンダイの3社だ」と断言したという。

そこに、トヨタ自動車の名前がなかったことは注目に値する。ラッツ氏は、「多くの専門家がここ数年、GM、トヨタ、ホンダが新たなビッグ3と発言してきた。しかし、いまや日本車の品質神話は崩壊し、魅力は低減。ドライビングダイナミクスという点でも、欧州や米国のトップメーカーに劣る」と切り捨てた。

最近、GMに非常勤の相談役として復帰が決まったラッツ氏。古巣のGMについては、「経営破綻後、エンジニアリング力を高めるとともに、コスト削減による価格競争力も身につけた」と分析。「GM、フォルクスワーゲン、ヒュンダイの3社が、世界で激しい販売競争を繰り広げることになるだろう」と語ったとのこと。

ボブ・ラッツ氏の新ビッグ3発言を伝えた独『manager magazine』